[お部屋3] 千代田桃 : 心ゆくまで湯船に浸かった後、着替えを済ませ……用意された客室へと戻る。

[お部屋3] 千代田桃 : (布団は……用意されてるか)

[お部屋3] 千代田桃 : (……)

[お部屋3] 千代田桃 : 灯りを消し、月明かりだけが部屋に差し込む。

[お部屋3] 千代田桃 : ベランダ近くの……旅館ではよくある椅子だ。

[お部屋3] 千代田桃 : ゆっくりと腰掛け、夜空を見上げる。

[お部屋3] 千代田桃 : 夕方まではあれほど喧騒に包まれていたこの辺りも、今はすっかりと静まっている。

[お部屋3] 千代田桃 : ……この暗闇が、私を包んでくれているような……落ち着く感覚。

[お部屋3] 千代田桃 : 今は、ゆっくりとこの感覚を楽しもう。……明日からは、また賑やかになるのだから……

[お部屋3] 千代田桃 :  

[お部屋3] 千代田桃 :